美容とダイエットに良いと評判のミネラルウォーターが「コントレックス」。
愛用さえている方も多いと思いますが、実は腎臓の負担になったり下痢を起こしやすくなったりすることがあるんです。
今回は、コントレックスを飲むとどのような症状が起こるのか、飲むと良い効果などを解説していきたいと思います。
コントレックスは腎臓に負担になる
コントレックスは、過剰に飲み過ぎると腎臓の負担になります。
腎臓は、体内の老廃物や水分をろ過して不要なものを尿にしてくれる働きがあります。
しかし、コントレックスのようなミネラルが多い水に含まれているミネラル分の処理に腎臓が追いつかなくなってしまったり、負担になることがあります。
特に腎臓の病気を患っている人や腎機能が低下している場合、「高マグネシウム血症」という症状が起きやすくなり、低血圧・呼吸抑制・心停止などにつながることもあるので、十分注意してください。
水の硬度
そもそも水には、WHO「世界保健機関」の基準が設けられており、「硬度」と呼ばれる水中のカルシウムとマグネシウムの含有量の度合によって「軟水」「中程度の軟水」「硬水」「非常な硬水」に分けられています。
0~60mg/L未満を「軟水」
60~120mg/L未満を「中程度の軟水」
120~180mg/L未満を「硬水」
180mg/mg/Lを「非常な硬水」と決められており、私たち日本人は「軟水」が身近な存在であるため、硬度が1468mg/Lと「非常な硬水」であるコントレックスを飲むと体に様々な症状が出ることがあります。
コントレックスを飲んで起こる可能性がある症状
コントレックスを飲むとさきほどの腎臓に負担を与えるだけでなく「尿路結石」「下痢や腹痛」なども起こる可能性があります。
尿路結石
尿路結石とは、尿が作られてから排出されるまで道に石のような結晶ができてしまう病気です。
この石ができてしまう原因の1つがカルシウムの摂り過ぎなのです。
コントレックスにはカルシウムも豊富に含まれているため尿路結石を引き起こす可能性があります。
腹痛や下痢
コントレックスに含まれているミネラルの一つ「マグネシウム」は、胃腸を刺激し活発化することで、便を柔らかくしてくれる働きがあります。
そのため、コントレックスを飲むと腹痛や下痢や起こりやすくなることもあります。
下痢を起こしやすいということは胃腸にそれだけの負担がかかっているということなので、特に胃腸が未発達の小さなお子様には飲ませないようにしましょう。
コントレックスの魅力
では、コントレックスを飲むことは体に悪いことばかりかと言うとそうではなく様々な魅力もあります。
コントレックスは、習慣的に正しく飲み続けると「便秘解消」や「代謝促進」など美容と健康に良いミネラルウォーターです。
コントレックスに含まれているマグネシウムは体内で吸収されにくく、便を軟らかくする作用があるため便秘解消になります。
その結果、腸内環境が整い、食べ物の栄養の吸収がスムーズに行われるようになり、体内の代謝が促進されます。
するとお肌にもしっかりと栄養が届くようにもなり、美肌にも効果があると言えます。
コントレックスの魅力を十分に取り入れられるように過剰に飲まないようにしましょう。
まとめ
コントレックスは飲み過ぎると腎臓に負担を与えるだけでなく、尿路結石や腹痛や下痢を起こしてしまう可能性があります。
そのため、あまり1度に大量に飲まず少しずつ飲んで体調を見ながら調整することをおススメします。